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ADHDワーキングマザーの子育て自分育て

ADHDのワーキングマザーは時間がなさすぎるので生活時間を前倒ししてみた

photo credit: Juan Lauriente Tiempo... via photopin (license)

こんにちは! くずなつです。

時間が経つのは早いですね!

まったく時間の余裕がなかった

ここ一か月くらい、時間の余裕がありませんでした。「家事して仕事に行って帰宅して家事して寝る」の繰り返しでした。時短でもギリギリなのに、フルタイムのワーキングマザーってどうしているんだろうか。しばらくグチです。そのあと、一応の解決策を考えて試しています(試行錯誤中) 。

ちなみに、この記事のAmazonへのリンクはおすすめ商品ではなくてこんなの買ったよという意味です。

ADHDのワーキングマザーは時間と体力に全く余裕がない

ADHDのワーキングマザーは、時間と体力に全く余裕がありません。

育休から復職してから、ずーっと「家事と育児と仕事の両立ってどうやるの?」という手探り状態です。

ADHDは、優先順位をつけられない上に一度に一つのことしかできないので、強烈に要領が悪いです。そのうえ体力がありません。普通の人ならおそらく疲れないところで疲れます。

たとえば、職場というのはいつも誰かが話している場所で、そこでデスクワークをするのはすごく疲れることです。わたしに関係ない話でも、雑音として聞き捨てられないからです。

ADHD単独だからか、自閉症圏の方々には効くと言われているノイズキャンセラーのついたイヤホンの効果がありませんでした。これこれ。期待して買ったのに。

完全に人の声が聞こえないようにすると集中できるのはわかっているのですが、さすがに職場ではできません。

現在、自分の世話をするのが精一杯の状態で、子どもの世話をしています。もちろん好きでやっていますが、たまに体力がゼロになって、仕事からの帰宅後リビングで倒れて寝てしまい、残った家事と育児を夫に丸投げすることがあります。

まさにバッテリー切れ。

バッテリー切れ直前に子ども用のうどんだけ茹でて「お弁当を買ってきて」と夫にメール しておくと、あとは夫がどうにかしてくれるようになりました。これに対応してくれる夫だからなんとかワーキングマザーをやっているのですが、何となくさすがにまずい。

わたしの夫は仏さまです。この人に会えなかったら、今のわたしはないです。

現在の自由時間はほぼゼロ

実は、子どもの保育園は職場のそばです。つまり通勤電車の中では子どもと一緒です。家でも職場でも移動中も、ひとりで過ごせる自由時間はほとんどありません。

正確には、保育園に子どもを送ってから職場に着くまでの15分(歩き→コンビニで昼食確保→自転車)と、職場に着いてからの30分は、がんばれば自由時間として使えます。

でも、だいたい食材や日用品の通販の注文、Todoリストの整理、残り10分で産業カウンセラーの勉強(通信教育/これは趣味ですね)で終わります。

ちなみに昼休みは、復職してしばらくは職場の人たちに混ぜてもらって食べていましたが、体力の限界を感じてからは、ひとりで適当に食べて少し寝ています。もたないです。

これで興味が持てない内容の仕事をやり続けるのは、正直つらくなってきました。マミートラックにはまった以外はわたしが望んだ結果だけれど「この仕事は子どもを預けてまでやることか!?」と考えてしまいます。

余裕がなさすぎて「わたしは何のために生きているんだろう……」となってきました。これを夫にグチったら「子どもの顔を見よう! 子どもに貢ぐためだよ!」って言われた。たしかに。

正論だけれど、わたしは悟りの修行のために子どもを産んだわけではないので、持っているカードの範囲内くらいでは、好きなことをやりたいです。ブログ更新するとか、絵を描くとか、漫画読むとか、ゲームするとか。

いっそ4時半に起きてみることにした

話が飛びますが、わたしは逆転裁判というゲームが好きです。とくに1から3まで。ゲームボーイアドバンスで出ていたゲームで、スマホ版も買ったくらい好きです。

「弁護士の主人公が裁判で負けそうになる → 機転を利かせて逆転する」という話の繰り返しで、その中で、主人公の先輩弁護士がよく言うセリフがあります。

「発想を逆転させるのよ」と。

これまで、子どもを寝かせたあとに起きて、自分の時間を取ろうとして挫折してきました。

衝動的で誘惑に弱いADHDが、疲れと眠気に勝てるわけがないんです。「無意識の自分を操作できる環境作り」が、わたしが考える「ADHDがまともに生活を送るための基本」です。自分で失念していました。

発想を逆転させて、いっそ子どもと一緒に21時に寝て、早く起きれば良いんです。たとえば、21時に寝て4時に起きれば7時間寝られます。夜中にもう一度起きるよりは、疲れが取れているぶん楽なはず。

そのために腕時計型のバイブレーションアラームを買ってみました。毎日充電できるわけがないので、電池が持ちそうなこれにしてみた。

何度か試して、5時以降にアラームを鳴らすと、バイブレーションの音で子どもが起きることがわかりました。子どもが起きないギリギリの時間が4時半。

夜中2時ごろに起こされることがあるので、そういうときは4時半起きはあきらめます。というか起きられません。

今のところ、何度か起きられているので、やらないよりは一人の時間が取れるようになりました。

まとめ

「ワーキングマザー」って、発達障害でなくても挫折する人がいる難しいことだと思います。4時台に起きるなんて、子どもが産まれる前だったら考えもしませんでした。

いつまで続くかわかりませんが、ブログが定期的に更新されるようになったら続いているということね。

ところで、産業カウンセラーのスクーリングに行ってみて、めちゃくちゃ楽しかったので、何か新しいサービスができるんじゃないかと妄想しています。

たとえば、ADHDの大人向けの、スマホでのチャット方式のコーチングやカウンセリングって、もしもあったらわたしは使いたいなと思っていて。現時点では本当に妄想なんだけれど。

チャットなので、カウンセリングに通うよりは、やってみるハードルが低いよね。ADHDはワーキングメモリが少なくて電話が苦手だから、目に見えるチャットがいいと思う。

たとえば、最初に一か月〜数か月間でできる目標を決める。目標は「遅刻しない」とか、「毎日部屋を一か所片づける」とか、日常の自己肯定感が下がる機会を減らすような目標。

朝の動き方や掃除の仕方のリストを作って、できたらスタンプを押して、ポイントが溜まったりするようなサービス。

自分ひとりでやるよりは、人に報告しないといけない方が絶対やれる(笑)。もちろん報告したら褒めてもらえて、できなかったらなぜできなかったのか一緒に考えてくれて、やり方を改善していく。

カウンセリングやコーチングの方法って技術で、それを勉強してからでないと始められないので、資格取得が見えてから詰めようと思います。

本業がマミートラック真っ最中でつまらなすぎるので、現実逃避の妄想なのは理解しています。でも残業できないという理由で元の仕事内容に戻れないので、妄想でもしないとつらいよね。子持ちの母が普段23時帰宅で一週間の出張があるとかできるわけないじゃないか。

話が飛びすぎました。

それではまた!