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イヤな気持ちを職場から家に持ち帰らないためのチェックイン・チェックアウトという考え方

チェックアウト! こんにちは! くずなつ (@kuzunatsu) です。

職場でイヤなことがあって気分が悪くても、それを子どもに見せるわけにはいきません。

子どもは「ママの機嫌が悪いのはわたしが悪いからだ」と受けとるはずだから、子どもの前ではいつも笑顔でいたい。

今日は、イヤな気持ちを職場から持ち帰らない、つまり、職場でのイヤな気分を切り替えて、笑顔で子どもを保育園に迎えに行くためのコツを書いてみます。

チェックイン・チェックアウトという考え方を知ったきっかけ

2016年の11月から、産業カウンセラー養成講座のスクーリング (通信教育での実際の授業のこと) に月2回ほど通っています。そのときにかならずやる儀式があります。

チェックインとチェックアウトです。もともとは心理療法のグループワークをするときの儀式だそうです。

スクーリングがはじまるときにチェックイン、終わるときにチェックアウトします。

チェックイン

スクーリングが始まるときに、参加者全員で円になって、ひとり1〜2分ずつ全員話します。今日の抱負や、最近あったことなど、なんでもOKです。

会場に来るまでの気持ちを切り替えて、スクーリングに没頭するための儀式です。

チェックアウト

スクーリングが終わるときに、やはり参加者全員で円になって、ひとり1〜2分ずつ全員話します。なんでも良いと言われていますが、今日の感想や自分の課題を話す方がほとんどです。

産業カウンセラー養成講座のスクーリングでは聴き方の練習をするために、おたがいに悩みを打ち明けあうことになります。

みんなカウンセラーの卵にすぎませんが、聴いたことには守秘義務があるので、今日聴いた内容は全て会場に置いていって忘れましょうという意味の儀式です。

なんてことはない行動なのですが、そう意識して話すことで、本当に置いていくことができる! 不思議です。

職場へのチェックイン・チェックアウト

職場でのわたしはマミートラック真っ最中です。

うっかりなADHDにはつらい、大量のExcelデータの処理をしたり、興味も知識もない英文を訳したりしています。以前のような主体性は求められず、与えられた作業をしています。

どうしても表情が暗くなるし、「この仕事を続けてどうなるんだろう」という気持ちになってきます。ミスもするし、注意もされます。

自分が子どもを産んで時短したことが原因なので仕方なくて、できるだけ目立たないようにチャンスを待っている状況です。

子どもを産むまで、わたしは仕事とプライベートの区別をつけていませんでした。仕事がうまくいっていれば家でも機嫌が良く、うまくいっていなければ家でも不機嫌になって夫にグチる。

子どもがいるとこの習慣は続けられません。

子どもにグチる親にはなりたくない。仕事とプライベートの区別をつけるために、自然とチェックイン・チェックアウトをするようになりました。

言語化できたのはスクーリングに行ってからですが、ずっと似たことはしていました。要はどう気分転換するかってことね。

気持ちを代弁してくれる歌を聴くことにした

最初は、職場についてすぐチェックインとして「気になること」、帰る前にチェックアウトとして「今日の反省」を書き出していました。

チェックインはそれで問題なかったのですが、チェックアウトでひとりで反省すると、あとで見直さないから意味がないし、気持ちが切り替えられずよけいに沈むことに気がつきました。

またスクーリングのチェックアウトは聴いてくれる人がいるから思いをうまく置いていけることまた人の話を聴くことでも自分の思いを置いていけることに気がついて、聴く方になってみることにしました。

具体的には、今の心情に近い歌の歌詞をよくよく聴くということです。心情に近くて元気づけられるような曲。

今はチェックインではWind Climbing〜風に遊ばれて〜、チェックアウトではAngel Blossomを聴いています。

文中のリンクは歌詞です。YouTubeにリンクすると著作権的に問題がありそう。

どちらもアニソン (アニメソング) です。元同人オタクだからですが、アニメソングの方が滑舌がしっかりしていて歌詞が聴き取りやすいように感じます。前向きな歌詞も多いし。

Wind Climbing〜風に遊ばれて〜 は、逆境にいる気がするときにサビを歌うと元気になれて好きです。

Angel Blossomは、曲調が元気なのと、不屈の夢の彼方という言葉が好きです。なんとなく笑顔で娘を迎えに行くぜ! という気持ちになります。

まとめ

嫌な気持ちを置いていって、気持ちを切り替えるためのチェックイン・チェックアウトという考え方を紹介しました。

現時点の私の理解なので、心理療法の専門家から見たらものすごく浅いことを言っていそうです。でも効果はありました。

チェックイン・チェックアウトが儀式としてできれば良いだけなので、人によって思いを置いていける方法をいろいろ試す必要がありそうです。

自力で気持ちを安定させる方法は、いろいろ試してみて損はありません。発達障害があると、イヤと感じることがたくさんあって、イライラしやすいからね。

ちなみに、職場での冬の査定は平均値ど真ん中でした 。これまでは良いか悪いか両極端だったので、上司からは扱いやすくなったのかもしれません。わたしはつらいです。でもここで衝動的に辞めることはしません。

それでは!