Maishin

ADHDワーキングマザーの子育て自分育て

作り置き料理をあえてしない(できない)、放置系レシピという工夫。

空のタッパー

こんにちは! くずなつ (@kuzunatsu) です。

娘 (2歳になりました! ) に保育園に通ってもらい出してから、休日の三食と、平日の夕食は作っています。

平日の朝は、パンと牛乳など料理しないで食べられるものにしています。娘が上手に寝られるようになったら作れるのかな。

私はそれなりに食べられる料理を作れるようになるまで時間がかかったのでいろいろ書きたいのですが、これは無理だとあきらめたものがあります。

作り置きです。

作り置きに憧れた

ワーキングマザーのブログを見ていると、効率化のために週末に副菜を作り置きしましょうと、いろいろな副菜をタッパーに詰めてずらっと並べたおいしそうな写真が載っていることがあります。

副菜や半調理品を作っておけば、平日の夕食は15分でできる! なんてすごく憧れます。

ADHDとはいえ、私もワーキングマザーなのでできるような気がして何度か挑戦しました。

でもできなかったんです。

できない理由 : 先が読めない

できない最大の理由は、先が読めないことだと思われます。

数日後のために準備をしておく、というのがどうしてもできません。

今少し苦労しておくと、数日後に楽だぞというのが理解できないようです。今少し苦労する方がイヤなんです。

できない理由 : がんばれない

当日の夕食のメニューは、家族の体調や、天気、私の気分 などでメニューを決めたいです。

そのときの気分は重要です。食べたくないものは作れません

鮮度管理もできません。2〜3日しか持たない料理が冷蔵庫にいっぱいあるのはキャパオーバーです。

リストを作るなど、仕事なみの注意をすればできるかもしれないけれど、日常生活ではがんばれないです。

週末に作り置きをする時間を取るのもつらいです。子どもと遊ぶか寝たい。

無理なことはしないとあきらめるのも大事

周りの人はやっているみたい、でも私にはできないってあきらめるのも大事だと思うんです。

複数の人のできるところだけを見て憧れるのは、現実にはいない完璧超人に憧れているということなんですよね。

みんな自分の能力に折り合いをつけて、その中で精一杯やっているわけで、できないことはできないで仕方ない。

ただ、私はできることできないことが人とずれているので、何ならできるかを考えます。

代わりに何ならできるか

作り置きができない代わりにどうするか。私の場合です。

目的に返る

そもそもの目的を考えます。

私と娘の帰宅は17時45分くらい、夫の帰宅は19時くらい、19時15分ごろに夕食ができていれば良く、時間は1時間半あります。

1時間半で夕食を作れば良くて、トータルの時間を短くする必要はないということです。ただし娘は私と遊びたいので、まとまった時間キッチンに立つことができません。

細切れに料理する必要があります。

※ 本当は18時半くらいに夕食にしたいんだけれど、夫の帰宅時間と皆でご飯を食べたい希望との兼ね合いで遅めです。

やりたいこととできること

細切れ時間でやりたいことは、夕食を作ること、ちょっとした片づけ、できれば娘をお風呂に入れることです (色々あって洗濯は夫の担当です) 。

料理でまとまった時間が必要なのは、火を使っているときに近くにいることです。あとは材料を切ること。

料理方法を工夫する

まずは料理の仕方を細切れにしました。

火を使う時間を最小限にして、とにかく消します。火がついた状態で忘れて放置するのだけは避けないと危ないので。

みそ汁やスープは、刻んだ野菜を鍋に入れ、水とダシを入れて強火で沸騰させて、すぐにコンロの火を切って放置します。それで火が通ります。みそは温め直す前の放置中に入れます。

肉を焼くのも、たとえば鶏胸肉だと、醤油砂糖酒片栗粉を揉み込んで表面だけ焦げ目を付けて火を消して、アルミホイルを挟んで蓋をして放置すれば火が通ります。放置系レシピと呼んでいます。

揚げ物も、たとえばコロッケは、揚げる前にレンジで完全に温めてからフライパンで表面だけ揚げ焼きします。自作のときも冷凍食品のときもそれで大丈夫です。

目を離せる電化製品に頼る

電子レンジやトースターなどの目を離せる機器をよく使います。

グリルは存在を忘れて出さずに腐らせてからあまり使っていません。見えないと存在を忘れてしまいます。圧力鍋は加圧後まで火を消せないので使わなくなりました。

最近、ホットクックという電気鍋を買いました。これで煮物系は機械に完全にお任せできるようになりました。シチューを煮ながらお風呂に入れます。

高いのですが、外食やお惣菜の回数が減ったので、数年使えれば元が取れそうです。

細かい工夫

細切れで料理をするには毎回手を洗うことになり時間がかかるので、キッチンに向かうたびにビニール手袋を左手だけにはめます。娘に呼ばれたらその都度外して捨てます。

両手にはめると時間がかかるので片手だけ。食材を触るのは左手だけにするということです。

まな板は小さめのを二枚使い、肉魚系、野菜系で分けます。小さめのまな板なら後付け食洗機でも二枚入ります。

肉や野菜は一食分の小分けパックを買ってそのまま冷凍・解凍します。

ひき肉を二食分300g欲しいときは、150gパックを二つ買うということです。詰め替えなくて良いのは楽です。

小さいことの積み重ねですが、今を工夫するのは好きなのでまだまだ工夫していきます。

まとめ

私は作り置きしない派です。

料理が余ったときは次の日にアレンジして出しますが、わざわざ常備品を作ったりはしません。

めちゃくちゃ憧れるのですが……どうもできないみたいです。

その代わり放置系レシピと細切れに料理する方法を追求しています。

娘が大きくなったら方法は変わると思いますが、2歳の今はこんな感じです。

最近は、娘がキッチンにお手伝いにやってくるのが、気持ちは嬉しいけど大変です。

それでは!