素直に言葉にした方が伝わると2歳児に教えられた話
こんにちは! くずなつ (@kuzunatsuです。
最近、2歳の娘が超かわいいです。
イヤイヤ期真っ最中なので、地面に転がって泣いたりしますが、それ以上に片言で会話ができるようになったのが大きいです。
産まれてはじめてのダジャレは、「パパは家にいるよ」と伝えたときの「パパ!イエ!イェーイ!!(笑顔でバンザイ)」でした。
かわいいでしょ。
娘の可愛さが人知を超えた(当親比)
まだ続けます。
少し前から、私に向かって両手を広げて「ママ、ダーシュー」って言いながら抱きついてきていたんです。
私が鈍すぎて何を言っているのかピンとこなかったのですが、何度目かでわかりました。
「ママ、大好き」だ。
気づいたときは鳥肌が立ちました。
「ママも(娘)ちゃんが大好きよ」と答えて抱きしめました。
それから数日して「ママ、ダーシュキ、パパ、ダーシュキ」に進化しました。
パパはもちろん目尻が下がりまくって「パパも大好き!」と抱っこしていました。
なんだこの可愛い生き物は!
あれ?私も夫も言ってない
私は娘に、できる限り自己肯定感が育つような言葉を掛けてきたつもりです。
夜、一緒の布団に入ったときに「産まれてきてくれてありがとう」「パパとママの子どもになってくれてありがとう」と毎日言ってきました。
でも、思い返してみると、「大好き」ってあんまり言わなかったなと思って。
夫も、むしろ私が育児を手伝っているのかも?と感じるくらい関わってくれていますが、「大好き」と言っているのは聞いたことがありませんでした。
おぼえてきた場所と理由
家族が使っていない言葉を娘がおぼえるのは保育園だろうと、送り迎えのときに保育士さんに尋ねてみました。
私「最近、(娘)が『ママ大好きー』って抱きついてくるのですが、保育園でやってます?」
保育士さん「えぇ、保育園で先生たちはみんな『(娘)ちゃん大好きー』ってやってますよー(両手を広げる、娘と同じポーズ)」
私「へぇ、そうなんですか」
保育士さん「きっと、先生に『大好きー』ってギュっとされるのが嬉しいから、ママにもやってあげたら喜ぶかなと思ったんでしょうね」
ママにもやってあげたら喜ぶかなと思った。
ちょっと、すごくないですか?
めちゃくちゃかわいい。
2歳になったばかりで、そこまで考えるのかと驚きました。
あと、娘が保育士さんを大好きなのがわかって嬉しかったです。
保育士さんもそういった一人ひとりへの対応をしてくれているのね。うれしいです。
素直な言葉で伝える大切さ
ところで、「大好き」とくらべて「産まれてきてくれてありがとう」ってひねくれた言葉ですよね。
多分、私が両親から言ってもらいたかった言葉なのではないかと思います。
成績が良いことなどの条件なしで存在を認められたことは記憶の限りではないので、条件がないことを無意識に強調していたようです。
でも「産まれてきてくれてありがとう」より「大好き」の方がだんぜん強い。
かんたんだからこそ、まっすぐ伝わる強さがあります。
素直に生きることにしたと言いつつも、まだ道は遠いようです。
まとめ
娘がかわいくて仕方ないのが主に書きたかったことなのですが(笑)
言葉をどう選ぶかには、これまでの経験や自分の思いが詰め込まれると感じました。
「条件付きじゃなくて、あなたが生きてくれているだけでママはうれしいのよ」と、娘に説明しないと私の気がすまなかったんです。
娘から「大好き」だけで十分伝わることを教えられるまで気がつきませんでした。
過去、周りが怖くて強がっていたときは攻撃的な言葉を選んで、私はダメだと卑屈になっていたときは自分を下げた言葉を選んできました。
これも同じことで、余計な情報がつけ加えられて、伝えたい本当の気持ちが相手に届きにくくなっていたはずです。
怒らせてしまったり、軽く扱われたり。
誤解されたと思っていたけれど、今考えると私が素直じゃなかったからなことがたくさんありそうです。
言いたいことだけが伝わるような、まっすぐな言葉を使っていきたいです。