ADHDタイプの人は簡単なことをできるようになることを繰り返すことで成長する
こんにちは! くずなつ (@kuzunatsu) です。
ADHD傾向の強い人は、たくさん挫折してきた人だと思うんです。
やりたいことは本当に普通のことなんです。きれいな部屋で暮らしたい、時間通りに家を出たい、遅刻しないで到着したい、締め切りを守りたい。人と話すこともそう。でもうまくいかない。
これらは、頭の中がぐちゃぐちゃで優先順位づけや分類・整頓ができないところで全部つながっていると考えています。
本を読んだり、アドバイスをもらってもうまく使えません。優先順位がつけられないし、じっくり考えるのも苦手だから。
そもそも聞けているかも怪しい。
そんな中で、どうやって成長するかという話です。
このブログの考え方の話でもあります。
少しでも成長するには
頭の中がぐちゃぐちゃの状態で少しでも成長するには、簡単なことをできるようになることを繰り返すのが、経験上唯一できることです。
簡単なことができなければ難しいことはできません。
毎日歯を磨くとか、靴を脱いだら揃えるとか、本当に簡単なこと。
トイレに入ったら手を洗うことができないのに、食後すぐに食器を洗えるわけがないんです。
関係がないようなことでも、案外つながっています。
全体を底上げしよう
一つ一つできることを増やすと、全体が底上げされます。
1日の計画を立てて動けるようになると、1週間後の締め切りを守れるようになります。
この記事で紹介している手帳術の本は子供向けですが、管理する時間を1日から少しずつ伸ばしています。
管理できる時間が長くなると、分類や優先順位付けもうまくなるので、例えば全然関係ない片付けもできるようになります。
逆もいえます。部屋片付けが上手な人は、計画を立てるのも上手です。
頭の中が整理できるかと全部つながっているんです。
今できることをやっていこう
普通の人たちが簡単にやっているように見えることは日々の経験の積み重ねなので、できないことを自覚できたとしても簡単には追いつけません。
最初から諦めたり、ぼやけた計画を進めようとして挫折するよりは、すぐできる簡単なことをできるようになっていく方が「私なんか……」と考える回数は減ります。
できることが増えるのは、自己肯定感を上げることにつながります。
焦らずにできることからやって前に進むことで、頭が整理されていきます。やらないと見えないことがあります。
まとめ
もう一度書きます。
頭がぐちゃぐちゃの状態で少しでも成長するには、簡単なことをできるようになることを繰り返すのが、経験上唯一できることです。
自己啓発本やブログで、今はできていないことで簡単そうで具体的なアドバイスを見つけたら、チャレンジしてみる価値があります。
(ちなみに、発達障害者ができるレベルまでアドバイスを落とし込んでくれる、落とし込める人はあまりいません。)
あいまいだったり難しいことにチャレンジしている暇はありません。理解できないことや具体的な行動に落とし込めないことはできるようになりません。
この先の段階としてADHDタイプの人が難しいことをやりたいときは、計画より目標が大事で、さらに次の一歩を具体的な行動に落とし込めるかがもっと大事になります。
これがこのブログの考え方です。
堅い文章を書く機会が増えてきて、つられて堅くなってしまいました。やわらかい文章に憧れるけどむずかしい!
ちなみに、計画なしで目標を突き詰めるこの方法を極めていくと、過集中を活用することになって体が持たなくなります。
でもそれはそこまでいったら考えれば良いことだと思う。それはこの辺りに書いています。
maishin.hatenablog.com 本記事と似たようなことをすでに書いていました。 maishin.hatenablog.com