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子どもが1歳〜2歳のころの夕食作りにホットクックがすごく便利だった話

こんにちは! くずなつ (@kuzunatsu) です。

SHARPの電気無水鍋、ホットクックのレビューです。材料を入れてスイッチオンで自動的に料理を仕上げてくれるという、夢のようなお鍋です。

と、張り切って書き出したものの、かなり使いどころを選ぶのですべての家庭にぜひ一台! と勧められるものではありません。生活にうまくハマればすごく便利なものです。

うちでは子どもが1歳から2歳前半にかけて毎日使って本当に助かったので、そのころの生活パターンと共にお送りします。

使い倒して今は倒れてしまっているので、今の状況も写真付きで載せます。

ホットクックとは何か

「ホットクックとは何か」をひとことで言うと「かき混ぜる機能のついた炊飯器」です。

一時期、炊飯器で料理を作ることがはやりました。炊飯器で豚角煮やケーキを作った方も多いのでは?

でも炊飯器では微調整ができませんでした。あと5分加熱したいとか難しかった。もちろん混ぜることもできませんでした。そこを進化させたらこうなるよね、というのがホットクックです。

カットかぼちゃを洗って並べて、つゆの素と酒とみりんを入れてスイッチを入れて20分経ったできあがりがこちらです。あっ、これは混ぜる機能は使っていません。

なぜか思った以上に写真映えしませんでした。

ほかの方のレビュー記事を見ていてもおいしそうな写真ほとんどないよね……できた料理はおいしいし、鍋のままテーブルには出さないのでまぁいいのかな。

1歳から2歳前半のころの生活

この時期は、離乳食は終わっているので一応色々食べられる、でも大人と同じ大きさや固さでは食べられないものが多いという時期です。

手早く作ることができる肉野菜炒めや、鶏モモ肉をグリルで焼いたのあたりは作れなくなりました。

平日は仕事から帰ってから夕飯を作るのでとにかく早く作りたいのに、炒めものと焼きものがむずかしいこの時期は少しつらかったです。

またこの時期の娘は、水分のあるものがご飯に掛かっていないと食べられませんでした。

夕飯を作りはじめるのも大変でした。この時期はまだ離乳が完全ではなかったので、平日帰宅後の娘は「パイ!」しか話さずに私にぴったりくっついていました。保育園で毎日がんばっているので、家に帰ってきたら甘えたいんですよね。

その上、冬になってインフルエンザがはやって、家の中にウイルスを持ち込まないためには家に帰ったらすぐにお風呂に入るといいと聞きました。

休日に平日の夕飯を作りおくのは長続きしなかったし、色々どうするのよとなった時期を助けてくれたのがホットクックでした。

このころの平日帰宅後のタイムスケジュール

このころの帰宅直後の動きはこんな感じでした。

17:30 帰宅、手洗い、うがい、お風呂のスイッチを入れる、洗濯機を回す、娘をおんぶする

17:45 無洗米を炊く、野菜を適当に切ってフードプロセッサーで細かくして冷凍ひき肉かツナ缶とカレールーかハヤシライスのルーかトマト缶とコンソメかシチューのルーと一緒にホットクックに入れてミートソースモードでスイッチオン

18:00 娘とお風呂に入る

あくまでうまく回った場合ですが、これでお風呂から上がってパジャマを着るころには、みじん切り野菜のカレーかハヤシライスかトマト煮かシチューができあがっています。

お風呂のあとなら娘にしまじろうのDVDなどを見てもらって、だましだましキッチンに行けるようになります。

汁物は、電子ケトルでお湯を沸かして小鍋に移して、わかめやミックスベジタブルや市販の汁物の具 (乾燥) 、卵や豆腐などを具に適当に作りました。

サラダや副菜は、夫に食べたいものを買ってきてもらったり、ミニトマトを洗うだけ、キュウリを洗って切るだけ、時間があればレタスを洗ってちぎったり、ブロッコリーをレンジで加熱したり。

ご飯が炊きあがる18時半から18時45分くらいには夕食が完成できていました。

煮物を作っている最中にお風呂に入れるホットクックは本当に助かりました。

やっていたことをまとめてみたら、もっとやれたかな……? と感じましたが、当時はこれ以上は無理だったなぁ。がんばりすぎても続かなかったと思います。

結局、ホットクックでは凝った料理は全く作っていません。刻んだ野菜はとりあえずミートソースの作り方で煮ています。ムラにならずに火が通るので、電子レンジで作るより確実においしいです。ルーも勝手に混ざっているし。

ツッコミどころはたくさんあります

ここからは、これはどうなのよと感じたことを挙げます。

大きいので置き場所に悩む

ホットクックは、はっきりいって大きいです。私が持っているのは1.6Lの小さい方ですが、それでも5合炊きの炊飯器より一回り大きいです。

炊飯器と同じように蓋が上に開くので、蓋を開くための高さも必要です。開けた瞬間の蒸気も炊飯器くらい出ます。

そのため置き場所に困りました。

結局いろいろ悩んで、勝手口の前に棚を置いてその上に置くことにしました。コンロの前の位置です。

もともと勝手口を使っていなかったので、このままなんとなく使い続けています。もっと良い置き場所はありそうです。

ちなみにコンロ下の扉は全て外しています。見た目は悪いですが、出し入れは最速です。リフォームしようと何回もリフォーム屋さんに行っているのですが、どうやっても今より効率が落ちそうで踏み切れずにいます。

内鍋以外の部品には食洗機が使えない

意外だった不満がこれです。

ホットクックは使ったあとに毎回洗わないといけないパーツが6個あります。このうち、内鍋以外の部品には食洗機が使えません

自己責任だからいいやと思って食洗機に入れていたら、写真でもわかるくらいみるみる劣化して半年ほどでツメが折れました。よりによって一番高そうな部品が……!

ツメが折れたことで、料理にねじを落とさないためのカバーが使えなくなりました。使うには問題ないけれど。

この鍋を買う人は手間を減らすことが目的だと思うので、食洗機が使えないのは訳がわかりません。

(そして結局今も食洗機で洗い続けてる)

まとめ

内鍋にフッ素加工がされていない、本体だけではメニューの選び方がわからない (紙の表を見る必要がある) など、荒削りだなぁと感じるところはまだあります。

ただし、使いどころがうまくハマると手放せなくなります。

ホットクックが向いているのはこのあたりの人だと思います。

  • カレーやシチュー、ミートソースなどの煮る料理をよく作る
  • 料理をするまとまった時間が取れない、コンロのそばにいられない
  • 料理ができるまで放置する時間はある (例: 夕飯は帰宅1時間後で大丈夫)
  • コンロの火を消し忘れたことがある

このあたりが当てはまるなら買って損はしないと思います。ポイントは手間は省けるけれど、料理が早く完成するわけではないところではと思います。

完成させる時間を指定できる機能が一応ありますが、メニューが限定されているので使ったことはありません。これを使えば朝スイッチを入れて夜できあがりということができそうです。でも私は朝に夕飯の用意をする余裕はないなぁ。

それでは!