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Maishin

ADHDワーキングマザーの子育て自分育て

【自分育て】当たり前の生活を送ることで自己肯定感を育てる

 

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 20代の私は痛かった

過去の話です。脱メンヘラに自信が持てたから子どもを産んだので、今は病んでいません。

 

私は20代のころ、自己肯定感がとても低くて、自分が生きていることを許せませんでした。26歳のときに半年引きこもりました。

 

当時、実家から1時間半ほどのところで一人暮らししていました。実家に住んでいたときは父から私への暴力が酷く、家に戻らない方がマシという母の判断があったようです。

 

半年間、毎日どうやって死ぬか、わたしはどうダメなのか、同じことをぐるぐる考え続けていました。毎日何時間も暗い部屋で横になったまま泣きました。

 

少し動けるようになると、オーバードーズ(※薬飲みすぎ)で救急搬送されて入院したり、自分で開けたピアスホールが増えたりしていました。一番多いときで6個開いていました。

 

週に一度心療内科に行くのと、3日に1度閉店間際のスーパーに食べ物を買いに行くのが数少ない外出でした。髪も切らない、化粧もしない、服装適当。心療内科の薬の副作用で20kg近く太って、そもそも入る服がなかったです。

 

当時はいろいろ難しい理由づけをしていましたが、生きているだけでつらかったのは、自分が普通でないから何者かわからなくなったのだと思います。

 

発達障害者の精神年齢は実年齢の6~7割説で説明してみる

発達障害者は、普通の人よりも精神年齢が低いと言われます。実年齢の6~7割だとも。

 

社会性、特に対人関係の経験が足りないので当然といえば当然です。

 

普通の人たちは乳幼児のころから「自分の行動が良いのか悪いのか空気を読んで判断する」ことができるようです。

 

今のところ定型に見える1歳半の娘は、はじめて見たものに触りたいとき必ず私の顔を見て、私が嫌な顔をしたものには手を出しません。怒られたこともないのに、すでに空気を読むのです。こんな小さいころから経験を積んでいたら、10歳くらいで普通になりたいと思って努力をはじめても追いつけるはずがないです。

 

話を戻します。当時の私は実年齢26歳。精神年齢は17歳くらい。世間的には26歳は一人前に働いている年齢です。でも、精神年齢は17歳で、自分は何者か?に悩んでいるのは当たりまえの年齢で、そこにギャップがあったと思います。

 

周りは26歳の精神年齢を期待して扱ってきます。あらつらい。

 

17歳で自分が何者かに悩んだ場合は、周りの大人は理解してくれる。成人していないから、失敗しながら探ることもできる。

 

26歳の場合は誰からも理解して貰えない。元同級生たちは働いてどんどん大人の顔になっていて、自分だけが付いていけない。失敗もできない気がするし、働いていれば自然に身につく「もう集団として扱われない」感覚がものすごく怖い。

 

私は今、30代後半です。やっと精神年齢20代後半くらいでしょうか。流石に落ち着きました。生きていることは最低限の前提であって、いちいち生きるか死ぬかに悩まなくなりました。

 

普通の人たちより遅いだけで、確実に成長しています。人生がうまく進んでいる人たちと比べても仕方ない。過去の自分と比べるしかないよね。

 

落ち着く日を待つために自分を動かす技術を身につける

谷底にいた26歳の私には、普通になりたいならまず当たり前の生活を送ろう、と言いたいです。

 

当たり前の生活というのは、朝に起きる、ご飯を1日3回食べる、太陽の光を浴びる、お風呂に入る、歯を磨く、夜に寝るという、保育園や幼稚園で習う基本的な生活習慣のことです。

 

普通ではないことで自信が持てないのがはじまりだから、普通っぽい当たり前の生活を送れるようになるだけで、自信が持てるようになります。

 

基本的な生活習慣を整えるのは、自分を大事にすることでもあるよね。

 

心療内科でも何度も言われましたが、当たり前の生活を送るのは、当時の私には難しいことでした。

 

自分を動かすにはどうすれば良いんだろう?少し元気になってから大分考えました。

 

そもそも実家が発達家系ぽいのもあり、歯磨きなど、子どもの頃の基本的生活習慣に身についていないものがありました。そういうところから取り組んでみたらどうだろう?と思いました。

 

大人になってから何かをはじめるには、言葉で表して自分にとって良いことであると納得する必要がありました。その上で反復練習で身につける必要がありました。

 

生きるための技術です。生活習慣の他にも、忘れ物を減らす、遅刻しないなど、普通なら小学生でできることの対策を考えはじめたのは26歳以降です。

 

ひたすら考え続けるしかない。でも、前に進むために考えるのはそれほど苦にはならなかったです。繰り返しているうちに歳は取りましたが、当たり前のことをできるようになるにつれて自分が生きていることを認められるようになっていきました。

 

まとめ:自分を育て直すと生きるのが楽になる

自己肯定感が低かった時期は、苦しいしつらかったです。でもその時期はひたすら考え続けるしかなかったと今でも思います。

 

今も自己肯定感は高くはありませんが、ぐるぐる同じことを考えることをやめ、普通っぽい生活を送れる技術を身につけたこと、手持ちの材料や周囲の状況から何ができるかを具体的に考えられるようになったことで生きるのは楽になりました。

 

普通の人たちとは少し違った方法で動いているかもしれませんが、それが私なので遠回りに生きていたいと思います。

 

※ このブログでは、色々考えて行ってきた、当たり前の生活を送るための技術をまとめられると良いなと今は思っています。直接役には立たなくても、これだけ若いころに色々やらかしていたのに、今は仕事をして結婚して子どもを産んで何とか生活しているという事実があることそのものが、誰かの参考になるのではないかな。